桐谷健太主演!舞台「酔いどれ天使」 見どころは?ストーリーは?上演時間は?今後の出演情報は?

舞台

こんにちわ!みりんです!

舞台「酔いどれ天使」を観劇してきました!

酔いどれ天使といえば黒澤明監督の映画を知ってる人がいるかもしれません。
某CMの浦ちゃんで話題の桐谷健太さんが主演の舞台版酔いどれ天使!

コロナ禍でなかなか舞台に観劇に行けなかった方にむけてどんな舞台だったのか紹介していきたいと思います!

キャスト

桐谷健太…結核にかかった若いヤクザ松永

高橋克典…飲んだくれの医者真田

佐々木希…松永の幼なじみぎん

田畑智子…真田の病院に居候してる美代

篠田麻里子…ダンサー奈々江

高嶋政宏…松永の兄貴分のヤクザ岡田

渡辺 光 黒石高大 髙橋里恩 西沢仁太
安藤 瞳 菊池日菜子 澤 竜次

テイ龍進 染谷俊之
原 金太郎 陰山 泰 梅沢昌代

寺中寿之 小川友暉 山口侑佑 高田 誠

ストーリー

若いヤクザの松永と医者の真田の温かい人情物語。
物語はヤクザの抗争で銃に撃たれた処置のために桐谷健太さん演じる松永が高橋克典さん演じる真田の診療所を訪れたところから始まります。
そのときに真田は治療しながら松永が結核にかかっていることに気づき、治療をすすめます。

しかし真田の心配をよそに松永は治療をせずに闇市にきえていくのでした。
どんどん悪化する病気のせいで、今まで松永と親しくしていた人もどんどん離れていきます。
それでも変わらずに献身的に支えようとする幼馴染のぎんや真田たちの愛情から少しずつ変わっていく松永。
そんな松永の前に出所した兄貴分の岡田があらわれたことによって勢力のパワーバランスが崩れていきます。
はたして松永は、町は、どうなっていくのか・・・。

見どころ

黒澤明監督の映画の舞台化

黒澤明監督の映画「酔いどれ天使」が舞台に蘇りました!
舞台の演出は三池崇史さんという豪華さ!!
私がこの舞台を観劇しようと興味を持ったのはここでした!

少し昔の映画ということもあり、客席は60.70代の方がほとんど!
私のような30代はほとんどいなかったのでとても新鮮でした。また、男女の比率も同じくらいで私の父親くらいの方が結構見にこられてるんだなーという印象でした。

そんな御年配の方にも愛される演目の舞台化ですが、内容はけして難しいわけではなかったです。

むしろ、わかりやすくて人情物語というだけであって胸がほっこりする作品だったので私と同世代の方や20代の方にも見てほしい演目です!

人情と愛情が入り混じった世界観

この作品の何がいいってやっぱり人が人に対する暖かい想いが交差しているところです。

その反面で、結核だとわかった瞬間に態度が変わる人の非情さがまたリアルでした。

金も名声もあって町の人に愛されているように『みえていた』関係性がちょっとしたことで崩れていく怖さもこの舞台の見どころです。

戦後の人たちがどのように生活していたかなども繊細に描かれていて、フィクションだけど実際にありそうな世界が味わえました。

回転で展開していく舞台上

映画のように診療所、闇市、ダンスホールと場面転換の移り変わりが激しいです。

病気かかえてなかなかに松永うろうろするやん(笑)とつっこみたくなるほどに場面がうつりかわっていきます。

そこで、その移り変わりが表現されていく演出として、舞台上の真ん中が回転して場面がどんどん変わっていきます。

舞台上が回転していく演出はいろいろな演目でみてきましたが、映画監督もされている三池崇史さんが演出だからこそできる場面転換!

舞台上の高さと奥域が考えられた回転舞台で、映画をみているようでした。

役者さんの演じ方

大迫力のメインキャスト陣

桐谷健太さん

主演の桐谷健太さんは二度目の舞台だそうで!でも、表情豊かで舞台映えのする演技でした。

桐谷健太さん演じる松永はヤクザだけあって治してもらう態度も横柄ではじめは見ていていけ好かないなーなんて思っていました。

でも不器用で素直になれないところや病気で苦しくてもその姿を他人に見せようとしない漢の生き様はかっこよくて、桐谷健太さんとすごくマッチしてました。

高橋克典さん

高橋克典さんが演じる医者の真田は酒瓶片手に治療するわけですが、酔っているのにちゃんと正しい治療を行ってくれます(笑)
口は悪いけど、どんな人にも真っすぐに暖かく見守る姿はどんなに酔っ払っていてもやっぱり「天使」なのか・・・。
「白衣の天使」と言われると少しイメージが違うけど、一番優しくて暖かい役どころでした。

まとめ

舞台「酔いどれ天使」を紹介していきました。

東京公演の初日から数日がコロナの影響で中止となってしまったこの舞台。

その日しか観劇に行けなかった人もたくさんいるかと思います。
この観劇レポで少しでもその素晴らしさが伝わったら嬉しいです!

大千秋楽まで終えられることは当たり前ではない時代となった今、生で観劇できることってすごく貴重ですよね!

いつかストレスなく観劇できることを願っています。

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