コロナ禍最新版!はじめての観劇者へ〜開演前に必ずすることは?上演中の禁止事項って何?観劇上級者がマナー伝授!〜

舞台

観劇するにあたって最低限のマナーがあります。
また、コロナ禍においてマナーがさらに追加されるようになってきました。
今回は開演前にしておくマナーと上演中にしてはいけないマナーを紹介します。

開演前にしておくマナー

定価以上の転売チケットの購入はしない

人気公演は高額でチケットを転売する人がいます。公演によっては身分証の確認をされることがあります。
必ず正規ルートから購入しましょう。
舞台のチケットは公演の半年以上前から取る場合があります。もし自分が行けなくなってしまった場合はチケトレなどの公式が認めているトレードサイトを利用しましょう。

事前に座席位置を把握しておく

ある程度把握しておくと座席につく際スムーズです。座席の間隔は狭いため、自分が真ん中の席の場合は早い目に席についておきましょう。

~コロナ禍でかわってたこと~
コロナの影響で座席ごとに入場時間が決められている場合もあります。
公式からの推奨時間など案内があるため事前にチェックするようにしましょう。

遅刻しない

開演時間に始まります。映画のように開始時間から予告の時間などはありません。
物販の購入や開演前のお手洗いは大変混み合います。
始まっているのに目の前を通られるのはすごく迷惑です。
時間に余裕をもって行動しましょう。

~コロナ禍でかわったこと~
座席の間隔を1つあけて設置されるようになっていることがあります。
遅刻して開演している場合は足元や座席番号が暗くて見えにくくなっています。
会場に行ってみないと座席間隔がどうなっているのかわからないので、正しい座席に座れるようにしておきましょう。

傘袋などビニールの音に注意

雨が降ってる場合は傘をもっていますが、客席には傘をおくところがありません。傘袋のビニールはカサカサと音がうるさくなります。床に寝かして足で蹴らないようにしましょう。
また、通路側の場合は通路に傘が出ないようにしましょう。
通路をキャストが通ることがあれば大変危険です。

~コロナ禍でかわったこと~
感染予防対策のために客席にキャストが降りてくる演出などがなくなっていました。
ですが、遅刻する人などもいるため通路に荷物や傘が出ないようにしましょう。

ネタバレの会話はしない

開演前や休憩中にネタバレの会話はしないようにしましょう。
元々の原作を知っていたり、再演の場合は初演をみていたりさまざまですが、初めて見る方が近くにいるかもしれません。
開演前に会場近くのカフェでお友達とお茶をするときにも出来るだけ気を付けるようにしています。
感想は終演後にしましょう。

~コロナ禍でかわったこと~
コロナの影響で会場内でのおしゃべりはしないように注意されています。
終演後も速やかに帰るように推奨されているため、感想の共有は電話やLINEなどで工夫しましょう。

上演中のマナー

携帯電話・音の鳴るものの電源は切る

マナーモードのバイブ音などもシーンとしたシリアスシーンでは大変響きます。
必ず電源は切るようにしましょう。

写真や動画の撮影はしない

客席に入ってからステージの写真撮影は原則禁止です。
ごくまれに演目によってはカーテンコールなど撮影してもいい時間などがある場合があります。
その場合は必ずスタッフからの指示がありますので、従うようにしましょう。

物音をたてないこと・おしゃべりしない

観劇は自宅でテレビをみているわけではありません。
鞄のがさごそした音やこそこそした話し声は意外と気になるものです。
周囲の集中を妨げないことを考えてください。

前のめりで観劇しない

客席の座席は大抵斜めに設置されています。前の人が前のめりで観劇してしまうと後ろの人が見えなくなってしまいます。
2階席や3階席の前方は特に上からステージを覗き込みがちです。
しっかり背もたれに背中をつけて観劇しましょう。

客席内は飲食不可

客席で飲食はしてはいけません。ロビーにて飲食しましょう。
また、ロビーにはソファがたくさんあるわけではありません。
お弁当をひろげて食べるなどはできないため、おにぎりやパンなど食べやすいものにしましょう。
飲食をする場合は臭いの強いものは避けましょう。
ドリンクはペットボトルや水筒など蓋の付いているものでカバンになおせるものがおすすめです。

~コロナ禍でかわったこと~
ロビーでの飲食が禁止され、飲み物のみ客席でのどを潤すことが可能というアナウンスがあります。
各会場によっては従来通り客席での飲食禁止の場合もあるので、スタッフのアナウンスに注意してマナー違反とならないようにしましょう。

手拍子・掛け声は注意

歌舞伎などは演者が板の上にあがった際に、掛け声をすることがありますがミュージカルや舞台では掛け声をすることはほとんどありません。
演目によって手拍子やコールアンドレスポンスを求められることはあります。
開演前に前説があったり、公演中に手拍子を求められる場合は周りとの空気を読んで楽しみましょう。

~コロナ禍でかわってたこと~
コロナ禍ではコールアンドレスポンスを促すことがなくなってしまいました。
感染予防対策のため、声を出さないことが注意事項に増えたからです。
演目によっては手拍子や振付で盛り上げる場合もあります。

その他の観劇マナー

出待ち行為は禁止

原則出待ち・入待ちといったキャストを裏口で待ってプレゼントを渡したりサインを求めたりすることは禁止されています。
これから本番を迎えようとしていたり、本番を終えて疲れているキャストの迷惑になるため絶対にやめましょう。

飲食物は差し入れしない

プレゼントBOXが設置されていることがあります。
キャストへのお手紙やプレゼントを入れるための物ですが、プレゼントがその日にキャストに渡されるとは限らないため賞味期限のあるものはプレゼントしないようにしましょう。

~コロナ禍でかわったこと~
プレゼントBOXがなくなっている場合があります。
手紙すらも渡せない時代になってしまったのか・・・と残念ですが、プレゼントやお手紙は各キャストの事務所などに郵送して送るようにしましょう。
演目のHPにてプレゼントBOXはありません。など注意事項を明記してくれている場合もあるので、そこもチェックしてみるといいですよ!

まとめ

  1. 開演前にしておくマナー
    1. 定価以上の転売チケットの購入はしない
    2. 事前に座席位置を把握しておく
    3. 遅刻しない
    4. 傘袋などビニールの音に注意
    5. ネタバレの会話はしない
  2. 上演中のマナー
    1. 携帯電話・音の鳴るものの電源は切る
    2. 写真や動画の撮影はしない
    3. 物音をたてないこと・おしゃべりしない
    4. 前のめりで観劇しない
    5. 客席内は飲食不可
    6. 手拍子・掛け声は注意
  3. その他の観劇マナー
    1. 出待ち行為は禁止
    2. 飲食物は差し入れしない

いかがだったでしょうか。自由に観劇してもいいのですが、これらは最低限のマナーです。
今まではよかったこと、できていたことがコロナ禍でだいぶ変わってしまいました。
周りの客やキャストに迷惑をかけないことを大前提に楽しく観劇しましょう。

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